EPISORD-8 母の実家相続問題その1修正、そしてj完結

EPISORD-8 母の実家相続問題 のこと。

父は次男、母は3女でしたので、上京して結婚したあと帰郷することなく暮らすことが出来ました。
ですのでそれぞれの実家には所謂「本家」を守る長男夫婦が存在していたのですが。
どちらも残念ながら特別な家柄もなく「本家」の機能ははたしていませんでした。
親が残したものがあっても、ほかの兄弟たちに目録の公表をすることはしませんでした。

父方のお話は以前していましたが、その事件の際に母方の実家について「月光のおじさん」は、
実はお母さんの実家の方がもっと酷い状況だと思うと予言していたのです。
なぜ、彼は分ったのかしら?
予感的中、調査をした結果、母の実家は長男の嫁とその嫁の実家に
乗っ取られた家だったのです。

「月光のおじさん」は、こういった。
つじつまが合わないことがあると、大抵、確実に疑わしいのだと。
まさか長男の嫁が母の実兄(長男)を原爆被害者だと知りながら、結婚を迫ってきただなんて
誰も予想もしなかったはず。

一言でいえば恐ろしい小作人同士の紛争だったのだ。
今でも地元の庄屋だったと勘違いしている実子や孫子たち・・・・・・。
いとこの中でも下から二番目だった洟垂れ坊主だった私が真実を知ることになるなんて。

この事件で一番悲しいことは・・・・
母の実姉から騙され続けていたことだ。
自分の兄弟たちを食い物にし、悪びれた様子も見せないまま、
彼女は一昨年この世を去りました。

母はその姉のことも本家のことも、恨んではいないと口では言っているが、、、、本心はわからない。

月光のおじさんには、何時も言われていること。
真実を追及するということは、つらい思いになるんだよって。

私はそのたびに「良いんです。真実が知りたい!」
その気持ちには変わりはありませんが、、、、、

ああ無情、嗚呼無常