容疑者の生い立ちを見て

川崎殺傷事件の容疑者の生い立ちを
殆どのテレビのコメンテーターは同感しない。触れることもしないけどね。
被害にあわれた方を思うと分析も出来ないという事か?
マスコミとして事件の連鎖を食い止めようという意思はあるのだろうか?被害にあわれた方たちも二度とこのような事件はあるべきではないと考えているはず。

ということで。。。。
あえて、容疑者の生い立ちを考えてみる。
容疑者が抱えていたストレスについて、
何よりも最大の心の傷は親の離婚だ。
離婚の理由が分からないが、、
結果から見れば、とてもとても納得できるものではなかったのだろう。
片親に引き取られるでもなく、親戚の家に引き取られる。現代版火垂るの墓だ。
更に、
貰われた家の子は私立で自分は公立に通うということから、
日常的なストレスを生むと想像できる。
仮に運動会や遠足などのイベントでは差別もあったろう。
授業参観や家庭訪問にも、何らかのストレスはかかっただろう。それを当時の担任などの教育者に愛ある行動は見受けられなかったのか。友人にも本気で悩みを聞いてくれるような人もいなかった。
多分いじめもあったかも。
容疑者の親、伯父叔母、友人、教員、市の担当者・・・・どこをとっても愛ある人の欠如だった。

今もどこかでストレスをいつ噴き出てもおかしくない状況があるだろう。
その人の近くで愛ある人が発している言葉にも気づけない人もいるだろう。
また愛ある言葉をうまく言えない人もいるだろう。
そして、内容は様々違いはあるだろうけど、それは誰もが共通の苦しみであり、悩みということだ。
テレビのコメンテーターの方にも、自分にもそんな生い立ちが合ったら人間不信になったに違いないと思うはずだ。是非、事件の分析を行うのなら、専門家の意見に逃げず、不堪で事件全体を見る訓練をしてみて欲しい。
愛があれば出来る!
よろしくお願いしますよ~