ニュースの真相

新作映画”ニュースの真相”を観た。
アメリカも日本と同じように、
真実の発言をする人は、仕事は解雇処分になるわ、つまはじきにされてしまう・・・・・という映画だったが、
当然、国家権力やそこへコバンザメのごとくに群がる輩を「患者」※敢えてこう呼ばせてもらおう~
の犯罪心理への認知度は日本の比ではない。
だからこそあのような映画が出来るのだろう・・・・

それにしても酷い話だ。
ブッシュ政権の存続のために真実を捻じ曲げてしまおうっていうのだから!
詳しくは劇場へ、あらすじは下記参照

主人公の女性は今どうしているのかな??
「月光のおじさん」と同類項で正義感の強い方でしたので、かなり心配です。
映画の終盤、調査委員会の20名くらいのオヤジたちとのバトルの後、
弁護士に言っていた。
「私はポパイのように生きる、正しい道を、己は己のやり方で・・・・」という感じの言葉を言っていた。
われらがロバートレッドフォードは彼女の父親のような存在の役で、有名キャスターでしたが、
解雇処分が決まった最後の収録の時に・・・・・
「真実にむかって戦う人へ、勇気をもって!」というような言葉を言っていた。
「勇気を!」

私の目から流れる汗?は流れっぱなしでした。

こんなことって、現代だけかと思っていましたが、
アンデルセン童話”裸の王様”ってお話(子供が真実を述べるお話)を考えると、
昔から人間はおろかな生き物ってことですね。

ああ無常、ああ無情~