昭和の東京

今日は昭和の東京について、考えてみたい。
町全体、何かがいつもスッコ抜けているというか、綺麗じゃないし、ごちゃごちゃしているような
整理整頓されていないというか、そんな風景があった記憶がある。
今でもそんな場所が残ってはいるけれど、古くなってすすけて見える・・・・でも愛着というものがそこにはある。
当時はもっと町全体が、あかぬけてなくて、それでいて愛らしかった。
すべてにおいて機械で作るというよりも、手作り感があったからかな?

昔、学校の近くに必ず文房具兼駄菓子屋があった。
大体店内は暗い。=電気をつけないものだった。
そこにはじいちゃんとばあちゃんが店番をしている。
これいくらと聞くと・・・・「じーえん(10円のこと)」、これは?「にじーえん(20円のこと)」とこたえる。
買いもしないときでも、その言葉が聞きたくて毎日通ったっけ。
時折ばあちゃんから「買わないなら、触らないでね~」って叱られたり。
当時の子供は誰かしらいつも鼻水を垂らしていたから~・・・・
最新の駄菓子や食べると舌がまっかっかになるものでも、美味しそうに食べるのが得意な子がいた。
どれもこれも食べてみたいくせに、買うものはいつも決まっていた。
母は駄菓子を食べるのはあまり好きではなかったようだった。だから隠れていつも行っていた。
しかし、あの空間は親もいないところで、自分で選んで買い物が出来る、はじめての社会勉強だと言っても言い過ぎじゃないでしょ?このときこそ、フリータイムってやつよ〜
ああ、なつかしいよね〜
今では息子夫婦が商売はしているようだけどクリーニング屋さんか何かに変わっちゃったし・・・・・
そんな空間(文房具や県駄菓子屋)のようなお店は、今じゃ、どこか探しに行かないとないほど、
特別なものになってるようだ。

今の時代は、お店もスーパーやコンビニだから、大人もいる世界だし子供同士で行ける場所がない気がする。
良いのか悪いのかといったら、答えはノ~
断然、駄菓子屋がなくちゃ!
それも学校の近くで、世代は変わっても(兄弟同士の共通の話題)誰もが知っているそんな空間・・・・
そしてそこで、してはいけないことをお店のじいちゃんやばあちゃんたちが、優しく?教えてくれる・・・・
いつもあったものがなくて、どこか寂しい。
今の時代は何か子供も大人っぽくて可愛げがないし、
もっと洟垂れていいのにさ・・・・どこか自律神経のバランス崩して、手に汗している子が多くってさ、
何か、さみしいよな〜

ところでトランプ氏が勝利したけど、最終的にはどうなのるでしょうね?
発言や物言いから一変して、勝利者宣言では普通の言葉を話していて、なかなかの戦略家ともいえるのかも知れないと感じましたね。
ある意味、今までの腐った政治屋の流れを断ち切れるものを感じさせる人かもしれない?
富裕層が政治家だったり公務員って、おかしいものね〜そこに楔を打てるのかしら?
まだまだ本選挙で決まるまでは、何とも言えませんがね。
どうなることでしょうか?見ものですよね~