兎角この世は住みづらい・・・・・

エスタブリッシュメントVSアンチエスタブリッシュメント、所謂ヒラリークリントンVSドナルドトランプと言われていた大統領選・・・・ついこの間でしたね〜
どうも今回の大統領選は最初から間違っていたと言わざるを得ない、気がしますね〜
もともと大統領という国の代表担当者を決めるにあたり、アンチエスタブリッシュメント気取り自体、
可笑しいくないですか?
今や自分がエスタブリッシュメント(支配階級層)側へ立ったトランプ氏、どんなお気持ちですかね?
血族で固めちゃってさ〜トランプに投票した哀れな国民の方々は、アメリカファースト改めトランプファーストでしかない今を、どう正当化するのですかね?
これは世界各国でもアメリカの説明責任を問われていますが〜どうなることやら・・・・・
そういえば・・・・
アンチエスタブリッシュメントから生まれた音楽と言えば、パンクロックなんてのもありましたね〜
学生時代にはハマった、ハマった〜支配階級層なんて○○くらえ〜ってな感じで〜
しかし時代は変わるものですよね〜パティスミスがボブディランに変わってノーベル賞で歌うなんてね、感慨深かったですね〜あれほど世間に悲観しながら、心で噛みつくような歌い方をしていた女性でも、
普通のおばさん化していましたね〜賞を受理したボブは既に論外ですがね。
確かに彼は風の向くままに体制側の言うことを聞くような落ちぶれを見せたボブ・・・・・はあ、悲しいけど〜
そういうものなのかな〜。

兎角この世は住みづらい と書いた夏目漱石も、
第一次世界大戦などを横目に激動の時代に生きていた人ですが、厳しい言い方になりますすが〜芥川龍之介のように、自殺という道を選んだ人を芸術と呼べばよいのでしょうか・・・・?
歴史は常に勝ち組で構成されているとするならば、こんな言い方にもなるもので・・・・・
第一次大戦のショックからムーミンが生まれた、第二次世界大戦の戦場から傷を負って生還した兵隊がゲゲゲの鬼太郎を生んだ、アンパンマンだってそう。

でもでも、みんな激動の時代を生き抜いてきたんですよね。我慢してね。
以前テレビでオーストラリアの野生のコアラの生態を記録した映像があり、ある嵐の日に大雨に見舞われ、
その雨を木のてっぺんで微動だにせず、思いっきり背中で雨を受けていたコアラがいまして、
嵐が去るのをじっと待っているのだそうで・・・・・。
何だかその姿をみたときに感動してしまって、生き物というのは自然の驚異を受け、それが立ち去るまで、じっと耐えるしかないのかな・・・・・・それが人災だったとしても・・・・・・?

ああ無情〜