一代華族論が出来ないわが国、日本〜ヌラヌラ族の話

マッチ売りの少女や青い鳥、幸福の王子フランダースの犬などの絵本から、
”デブで肌がヌラヌラと脂ぎった貴族や村長らのうたげ風景”が、よく描かれていたことを
思い出すね〜
子供の頃は「なんで?この少女だけがお腹すいていて、寒い想いをしていなくちゃいけないの?」とか「自分たちだけでご馳走食べてる人たちって、いじわるだよね〜」とか、
「ネロ、悲しすぎる〜村の人たち、いじわるじゃない〜」とか・・・・・
「王子が身ぐるみはがされ、つばめさん、なぜ死んじゃったの〜」
「なんで?なんで?」
随分大人になるまではその疑問について答えてくれる人はいませんでした。
青い鳥については大人になってから小説として改めて読み、哲学的であり、道徳的であり、
自分もそんな冒険者でありたいと願ったものだ。

先日、テレビで歴史学者の磯田氏が面白いことを教えてくれましたね。
上杉鷹山「成せばなる成さねばならぬなにごとも、成らぬは人の成さぬなりけり」
彼の家庭教師について、
米沢藩の家臣が江戸で見つけてきた人物で、民衆に道徳を説いていたという哲学者。
どぶ川の横の長屋で質素に暮らしていた彼は成程、本物!
後の米沢藩をしょって立つ鷹山にとって重要な人物・・・・・細川平洲その人だ。
「治者は常に民の父母でなければならない」
「恕の心 他人の立場に立って考える思いやりの心」
細川氏が伝えていた道徳心は、現代の政治家からは、かけらも感じられませんけどね〜

それもそのはず!
板垣退助死すとも自由は死せず」と頑張って自由民権運動を貫こうとした板垣退助
伊藤博文らの陰謀により政治家を失脚(伊藤も裏切り者で有名な長州藩の武士だった〜)
結局、貴族になった板垣は一代華族論を貫いたというが・・・・。
結局真の自由民権は、叶わなかったね。
どれだけいるの?世襲議員〜コネ議員〜その仲間たち〜
当時の政府の給料がとてつもない額(役人の給料が@年収約1憶8千万円だったらしい)ですが、現在はイカほどなんでしょーか?怖すぎるね〜公開してるのかしら??
財政の見直しって、あなた方の給料の見直し以外意味ないでしょー
しかし日本にも正しい考えを唱えていた人は、幾人もいたでしょ〜
ネズミ小僧や石川五右衛門だってさ〜
ただ、いーつもいーつも、そんなヒーローたちはもみ消されたり、殺されている
現代が変わるわけがないじゃない〜

トランプもヌラヌラ族だけどさ、移民問題だってアメリカ大陸で元々暮らしていた原住民の
方からすれば、欧米人こそがまさしく移民だよね〜自分たちを迫害し占領したのだから、
移民というより、もっと辛辣な表現をするならば、桃太郎世界の赤鬼青鬼でしょ〜
カナダの首相はそのことを理解していると信じたいよね。

はあ、やになっちゃった〜はあ、おどろいた〜