宮崎駿監督が新作に挑む!

一度は引退を表明していた宮崎駿監督が、新作に挑むと発表した!
この時期に、クリエイターの神髄ともいえる世情の語りべとして、彼も黙ってはいられなかったのでしょう・・・・・・
まだ見ぬその作品に・・・・・期待したいです。

彼の作品を、詳しく解説できるほどの熱狂的ファンというわけではありませんが、
幼少期に放映していたテレビアニメは、好きでしたね、カルピス名画劇場は毎回人生の楽しみとして見ていましたし〜お風呂(銭湯)に行くか?ハイジを見てから行くか?いつも母親から怒られながらも反抗したりして・・・・・
ハイジの生活には、初めて欧米文化への憧れが芽生えたといっても過言ではありませんでしたしね、
ネロ少年の最後、教会で朋友パトラッシュと眠るシーンは、今でも思い出すだけで泣けてしまうほど・・・・・・
次の日、学校では友達同士で何やら、神妙に感想を述べあっていたのですかね?
あはは〜懐かしい〜

その中でもずば抜けて思い出すのが”未来少年コナン”でした。
子供ながらに、何か世界が混とんとしていて、その中で逞しく生きるコナン少年とその仲間たちがいて、
トムソーヤの冒険にも似て?けれど未来(映画ブレードランナー)の街をドブネズミのように走る少年たちに、共鳴する何かがあるから、子供は釘付けになっていたのでしょう・・・・・・・今考えても素晴らしい作品なんだと思います。正直細かくは何も覚えていないのに、その印象を子供に残せている。凄いことですよね。
宮崎監督とその作品を作ったスタッフの方たちが、作品のメイキング裏話の様な番組を観たことがありましたが、未来少年コナンについては、確か”戦争”というテーマを取り上げる作品が作りたくてスタッフと煮詰めて制作したものだった?とかお話していたように記憶しています・・・・・・今、また当時の情勢を感じているはずですね。

戦争テーマといえば、
ムーミンの作者トーベヤンソンさんも、確か第一次世界大戦の暗い時代背景を基に、それでも明るく困難に立ち向かう家族とその仲間たちを描きたかったとのことでしたよね。

幸福の王子の様に自己犠牲のできるエスタブリッシュメントは存在するのか?
本当にマッチ売りの少女のように、いじわるな村長しかこの世にはいないのか?
青い鳥のチルチルとミチルのように、現実をとらえながら、逞しく生き抜く冒険家であり続けたい・・・・

宮崎さんの復帰は、そう感じるニュースでした。
がんばってください!