現代病について

その昔、アフリカではテレパシーを使って隣町の人と連絡(交信)していたと本で読んだことがある。
それが今ではビルが立ち並び、排気ガスで覆われ、本来人間が持っていた力が発揮されずに退化しているそうだ。今では電磁波を使ってメールをして隣人と連絡を取り、ご飯を炊いたり、お湯を沸かして、
便利なことは良いはずが、脳が退化したという事実は理解しておくべきだろう。

また戦後農地改革が行われ、それまで小作人だった人でも自分の土地や財産を持つことが出来るようになり、
やっと平等な社会が生まれると誰もが信じた。
ところが、
それまで庄屋さんが、不況の時には施しをするという役割があったが、今では所得の差があろうがなかろうが、それぞれのお宅で賄わなくてはいけなくなってしまった。

そうすると、どういう問題が起こるのかというと、平等どころか格差社会が生まれるのだ。

こうして病魔に侵された格差社会の中で、川崎殺傷事件などのの容疑者予備軍が生まれる。
所得に必死にしがみつこうとしている人ほど、予備軍に近いのではないだろうか